【ゲームプレイ感想】イロカミ
皆さんこんにちは!
バニラ最中です!
しらばく天気が崩れそうで、雨がずっと続いていますね。
というわけで、今回はそんな長い雨に包まれた村を舞台にしたゲームを紹介します。
リコピンさんの制作された、
イロカミ
というゲームです。
いつまでも降りやまない長雨に包まれた村。
そこでは、晴れの儀式のために少女が一人生贄にされることになっていた。
生贄の少女、シキ。
これは彼女が儀式のために命を落とすまでの、ほんのわずかな時間の物語。
絵本のような柔らかい絵柄の立ち絵と、
白と黒で構成されたモノクロの落ち着いたビジュアルが特徴的な作品です。
プレイ中はBGMも効果音も無いので、非常に静的なゲームですね。
死ぬことが決まっている生贄の少女、シキが、
幼馴染のコウやマナと共に時間を過ごしたり、
父や母と言葉を交わしたり……何度も最後の日を繰り返します。
終わりの時は必ず訪れる中、
それでも最後の日をどんな風に過ごしたかで
後悔せずに終わりを迎えられるかどうかが決まる。
そんな、陰鬱でありながらも深いテーマ性を持ったゲームですね。
(2018/9/11追記)
本日の更新でオルゴール、背景が追加された完成版が更新されました!
しっとりとした音色とレトロゲーム風の素朴な背景が
さらに哀愁を誘う良い雰囲気を醸し出しています。